TOEICの必要性

今回はTOEIC」の必要性を題材にして記事を書いていこうと思います。

TOEICについての記事はいくつか書いていますが、改めて「必要性」という部分にフォーカスして書いていきます。

 

大学生のみなさんは確実にTOEICを勉強した方が良いです。

みなさんもある程度気づいていると思います。しかし、アルバイトや友達付き合いがあり英語を勉強する時間を確保できていない。

 

そういうあなたに同じ大学生である僕が

TOEICの必要性」を説明していきます

 

実際、僕も1年生、2年生の頃、常々「TOEICは必要だからやろう」と思っていましたが、

行動に移せていませんでした。

 

しかし、「TOEICの必要性」を認識して行動を起こすことが出来ました。

皆さんにも、僕と同じように行動して欲しい、と思っているので、是非最後まで

読んで貰いたいと思います。

 

まず最初に簡単にTOEICというテストを紹介していきます。

 

簡単に説明しますと、

一般的にTOEICと言われているテストはTOEIC Listening & Reading Testのことを指していて実際には、TOEIC Bridge TestTOEIC Speaking & Writing Testなどのテストもあります。

 

TOEIC LR というのが、皆さんが受ける一般的なテストです。

 

では、なぜTOEICを受けろと色々な人が言うかというと、それは日本国内の企業が

このTOEICの点数を就職の時に英語がどれだけできるかの指標として参考にするからです。

 

今までの日本の就活はいわゆる買い手市場でした。

しかし、これからの日本の就活は

売り手市場になっていきます。というか、2019年の現在もはや売り手市場の状態になっています。

 

簡単に買い手市場と売り手市場の説明をすると、

買い手市場とは、求人数が少なく応募者を吟味できることから企業側にとって有利な状況を表します。

逆に売り手市場とは、求人数が多く求職者側にとって有利な状況を表すという事を指します。

 

では、売り手市場ならTOEICとかいらなくね?とか思ったかもしれません。

しかし、それは非常に誤った考え方です。

 

売り手市場だからといって優秀な人材が減っているわけではありません。

なので、大手企業などの倍率も非常に高いままです。

 

そこで企業にアピールできるポイントとしてTOEICがあります。

 

TOEICの運営団体であるETSが「上場企業を対象に行った2013年の調査」によると、

約7割の企業が採用時にTOEICの点数を参考にしていると回答しています。

 

2013年。今から約6年前でさえも7割の企業が参考にしているわけです。

このデータから分かる通り、良い企業に入るにはTOEICのスコアはある程度必要だという

事が分かりますね。

 

では、どのくらのスコアがいるのでしょうか。

 

もちろん高ければ高い方が良いでしょう。

しかし、あくまで参考までに上げると

 

・日本IBM 600点(入社時)

・日産730点 新卒採用

楽天 800点以上(入社時)

野村ホールディングス 860点 グローバル型社員

三菱東京UFJ銀行 900点 グローバルCIB

 

さらに外資投資銀行だと

平均点922点  最高点 990点 最低点 860点

 

このように非常に高得点です。

 

 

あーーこんな高い点数取れないよ。もう大手企業とか無理だよ。

 

そんな風に思ってしまうことも無理もありません。気持ちは痛いほど分かります。

しかし、この点数を取れば、上記のような大企業に入ることが出来るのです。

大学の4年間のうち半年、本気で取り組めばどんな人でも絶対800点は行きます。

 

このように現在の日本は英語が話せる人材がかなり不足しているのです。

今のうちにやろうと思って頂けましたか?

 

実際、このままだとTOEICをやる必要性というかメリットですよね。

 

多分、この記事を読んで頂いて「TOEIC勉強しよう!!」と思ってくれる人もいてくれると

思います。

しかし、昔の僕がこの記事を読んでも「けど英語が話せなくても他の事でみんなに勝てればいいじゃん」と思い行動しないと思います。

 

なので、少し厳しい現実を説明します。

今の日本ではTOEICをやっている人は優遇されて、

できなくてもたぶん就職はできるでしょう。

実際、僕の姉はTOEICのスコアなんて800点どころか600点にも届いていないです。

しかし、姉は大手企業に就職しました。平均年収は1000万円は超えている会社です。

 

この事実を考えると現状、TOEICのスコアが高いのは「メリット」です。

しかし、2、3年経つとそれは一変します。

センター試験が変わり、4技能試験になり、英語ができる高校生が山ほどできます。

それにより、TOEIC「メリット」から「必要」なものになります。

 

TOEICのハイスコアを持っているのが当たり前になります。

 

「でも、2,3年後ならとっくに卒業して企業で働いているし」って思うかもしれませんが、

それでも4技能試験を通ってきた世代が就職となれば、あなたはかなりの確率で、

その世代の部下になります。さらにどんどん状況は悪化していき、

失業するという可能性もかなりあります。

 

今の大学生という期間をどう過ごすか。その過ごし方次第で人生が変わるといっても過言ではないです。

 

「もう4年生だから、時間がない」という人もいるかもしれませんが、時間がないなんてことは絶対ないです。

 

無駄な時間を削れば、どんな人でも1時間は確保できますよね。

毎日1時間それを半年間、正しい勉強法で勉強すれば絶対にハイスコアと呼ばれるスコアまで上がります。

逆に「1年生だから、まだ時間あるし今は遊ぼう」と思うあなた、絶対今やるべきです。

時間があると思っていたらすぐに卒業ですし、1年生の内にTOEICでハイスコアを取れれば、2,3年生の時に海外にも行けるしたくさんの選択肢がでてきます。

そんな大学生活みんなが夢見る大学生活じゃないですか?

 

1年生の時にTOEIC800点くらい取って、海外留学に行き、英語がペラペラになって

日本に戻ってきても友達から尊敬の眼差しで見られる。そんな最高の大学生活を送れるんですよ?

僕が1年生の頃にこの記事を読んだら間違いなく勉強します。

記事を読んでくれたあなたも行動しても貰えたら非常に嬉しいです。

 

 

どうでしょうか?非常に耳が痛い話だったかもしれません。

しかし、現実なのです。

僕も昔そうだったように、このTOEICの必要性をしっかり分かっている大学生は非常に少ないです。

あなたには今、将来とても有利な立場に立てるというチャンスがそこに転がっているんです。

 

ここで拾わないと一生拾えません。成功者に共通する考え方がいくつかあるんですが、

その中にも即行動という共通点があります。

一回チャンスを逃すともうチャンスは現れないです。

恋愛で例えてみます。

一回告白する絶好のチャンスがありました。

しかし、あなたはその絶好のチャンスを「断られるのが怖い」「恥ずかしい」と言って逃してしまいました。そして気づいたら相手には彼氏がいる、彼女がいるみたいな状況です。

 

少し勇気がいる決断だと思います。もちろんその気持ちは分かります。

なにかに挑戦するという事はとても勇気がいることですもんね。

 

でも、今勇気を出す時です。一歩踏み出してください。

その一歩はとても価値ある一歩です。